シネマ・ポスト・ユーゴ2018
毎年6月の恒例行事となっているシネマ・ポスト・ユーゴ。旧ユーゴスラビアの映画を紹介するこのイベントに、今年は3回全部行ってきましたので、その感想などを書いてみます。第1回06/12「どこでもない、ここしかない」このイベントでは、これまで「旧ユーゴ地域の監督」の作品を扱ってきま
毎年6月の恒例行事となっているシネマ・ポスト・ユーゴ。旧ユーゴスラビアの映画を紹介するこのイベントに、今年は3回全部行ってきましたので、その感想などを書いてみます。第1回06/12「どこでもない、ここしかない」このイベントでは、これまで「旧ユーゴ地域の監督」の作品を扱ってきま
1週間が早いことx2…。先週はボスニアウィークのようでした。まずは、イギリスのメタル・バンド、アイアンメイデンのブルース・ディッキンソンのドキュメンタリー映画「サラエボの叫び」。メタル+サラエボ ⇒「私が行かなくてどうするんだ!?」とのことで、観てきました。ボスニア紛争
少し前になりますが、ユーゴスラビア人の映画監督エミール・クストリッツァの最新作「オン・ザ・ミルキー・ロード」を観てきました。今作では、クストリッツァ自身が主演で、いつもの軽快なバルカン音楽とどんちゃんハチャメチャぶりも楽しめました。やっぱりクストリッツァといえば、この音楽とお祭
コソボ大使館で一等書記官の方とお話をさせていただきました。新しいパンフレットも増え、それらの日本語版も着々と作成しているとのこと。コソボは9月のツーリズムEXPOに出展するそうなので、それまでに完成すれば良いですね!何を隠そう、我が社でバルカンをメインに扱うと決めたのは、私が
今年のシネマ・ポスト・ユーゴのラストを飾るのは、スロベニアの映画「ママ」。全90分ですが、ほとんどセリフがないとの事前情報を得ていたので、正直途中で寝てしまわないかとも懸念しましたが、逆にいつ何が起こるかわからないから、画面に集中したり、言葉がない分自分自身でこれは何を言いたい
旧ユーゴスラビア各国の現代映画の上映会「シネマ・ポスト・ユーゴ」に行ってきました。観たのは「チトーの眼鏡」という作品で、ドイツに住む劇作家のユダヤ系クロアチア人の両親のルーツをたどる旅を描くユーモアに溢れたドキュメンタリー。家族やユダヤ人の歴史だけでなく、パルチザン戦の神話
「トランプ大統領が東欧の首相を押しのけ前に~」というニュースのタイトルを目にした時にまず思ったのは、「東欧の首相って、どこのだろう?」ということ。ニュースの先を読んでみると、なんとモンテネグロじゃないですか!この時の写真撮影の並び順は事前に決まっていたそうですし、当の首