※地名表記等については、弊社の政治的見解・立場によるものではありません※
ナゴルノはロシア語で「山がちな」、「カラバフ」はアゼルバイジャン語(トルコ系)で「黒い果樹園」を意味するように、アゼルバイジャン西部の肥沃な土地です(現地語では「アルツァフ」と呼ばれます)。アルメニア系住民が多いにも関わらず、旧ソ連時代にはアゼルバイジャンの自治州だったため、ナゴルノ・カラバフ戦争やソビエト連邦の崩壊により、1991年に独立を宣言するも、国家承認をしているのはアブハジア、南オセチア、沿ドニエストルといった未承認国家のみで、これら3地域は「民主主義と民族の権利のための共同体」を結成しています。
2023年9月19~20日の衝突で勝利したアゼルバイジャンは、ナゴルノ・カラバフの主権回復を宣言し、9月28日にはアルツァフ共和国大統領サンベル・シャフラマニャンが2024年1月1日までに国家が消滅することを宣言しました。
しかしその後、12月22日、シャフラマニャン大統領は9月28日の大統領令の撤回を宣言しました。
面積 | 114,300平方Km(自称) |
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人口 | 約14.8万人 |
中心都市 | ステパナケルト(ハンケンディ) |
時差 | 日本より5時間遅れ(サマータイムなし) |
ビザ | 観光目的での入域でもビザが必要。現地で取得可能。 パスポートにこのビザがあるとアゼルバイジャンに入国できない(通常は別紙でくれる)。 |
気候 | 総じて標高は1,000~2,000mの高地で、気温の変化も大きい。 |
危険情報 | 外務省 海外安全ホームページでは、レベル3/4とされています |
その他 | wikipedia / 外務報道官談話 / ミンスクグループ |