アルバニア

スラブ人がバルカン半島に移住してくる以前からこの地に住んでいた、古代アーリア人(後のイリュリア人)の末裔といわれるアルバニア人。しかし国家を持たなかったため、様々な勢力の支配を受けてきました。その中でも、オスマン朝による支配は約400年と長く、多くのイスラム教徒を生むきっかけとなりました。この間、約37年間と一時期ですが、独立を勝ち取ったスカンデルベグ将軍は、国の英雄とみなされています。 大戦後はエンヴェル・ホジャの下で共産主義体制・鎖国政策をとりますが、時代の流れの中で資本主義経済を導入するも急激な変化に対応できず、1997年には大規模なネズミ講事件により国民の3分の1が財産を失い経済が破綻。 その後順調に回復をしており、今でも残る古代の建造物や要塞、教会、歴史的遺産、そして美しい自然。南北に広がる国土は一方では地中海的な景色、他方では険しい山々と変化に飛んだ景観をもち、私たちを楽しませてくれます。同時に、他諸国では薄れてしまった独特の雰囲気や文化・伝統、人々の生活の息吹を感じられる国でもあります。さあ、欧州のミステリアスゾーンへ、あなたも旅してみませんか?

面積 28,748平方Km(四国の約1.5倍)
人口 316万人
首都 ティラナ(約55万人)
時差 日本より8時間遅れ(サマータイム時は7時間)
言語 アルバニア語
宗教 イスラム教7割・正教2割・ローマカトリック1割
ビザ 観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要
パスポート残存期間は入国時に90日以上必要。 ※予告無しに変更される場合があります。
気候 地中海性気候で、1年を通して温暖。雨は夏は少ないが冬に多く、雪も降る。旅行のベストシーズンは4~10月。

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