セルビア

セルビアは、バルカン半島の中心部に位置し、ヨーロッパの東西・南北を結ぶ線が交わる、まさに文明の十字路です。こういった土地柄ゆえ、古代からローマ帝国、オスマン帝国、オーストリア・ハンガリー帝国などが覇権を争ってきました。こうした様々な文明が出会う地でセルビア文化は生まれ、生活様式、宗教、美術、建築、音楽、祭りなどにみられるような独自性を育んできました。 近代では独自の社会主義思想を掲げたユーゴスラビアの中心的な構成国でしたが、相次ぐ共和国の独立に伴う政治的混乱や紛争のため、国家は停滞を余儀なくされていました。しかし現在はEU加盟に向け、安定と発展に努めており、安心して旅行ができます。豊かな自然や古代の遺跡、中世の修道院など、見どころの豊富なセルビアへ、あなたも出かけてみませんか?

基本情報 参照:外務省
面積 77,474平方Km(北海道と同じくらい)
人口 750万人
首都 ベオグラード(約156万人)
時差 日本より8時間遅れ(サマータイム時は7時間)
言語 セルビア語
宗教 セルビア正教・カトリック・イスラム教など
ビザ 観光目的で90日以内の滞在ならビザ不要。旅券残存期間は出国時に6ヶ月以上要
気候 大陸性気候。旅行のベストシーズンは4~10月。

関連するモデルツアー一覧

セルビアぐるり一周!世界遺産の修道院や映画・民俗村に宿泊! 8日間

ストゥデニツァ・ソポチャニなど世界遺産の修道院はもちろん、ドナウ川沿いに点在するスポット、人気の悪魔の街や映画の舞台モクラ・ゴーラ、復刻された蒸気機関車シャルガン8乗車体験など、セルビアのみどころを網羅した、充実のプランです。現地英語ガイドによる個人旅行でご案内いたしま

個人旅行プラン目安@¥298,300~
※日本発着の航空券代金は含みません

チトーゆかりの地を巡る!マニア向けこだわりの旅

旧ユーゴスラビア終身大統領JosipBrozTitoに関連のあるスポット/ゆかりの地6箇所を組み入れた9日間のプランです。プリトヴィツェ国立公園やドブロブニクなど、メジャーな観光地をめぐるご旅行とは異なるので、この地へのご旅行が2度目の方や、歴史にテーマを絞ったご旅行に

オーダーメイドのため、お客様のご希望により料金が異なります

セルビアのツアーをもっと見る

見どころ・観光地情報

  • セルビアの首都、ベオグラードはドナウ川とサバ川の合流地点にあり、ヨーロッパとアジアを結ぶ交通の要として発展してきた歴史ある街。 ケルト人によって街が作られたのは紀元前三世紀というのですからアテネやローマと並ぶヨーロッパの […]

  • ボイボディナ自治州の行政中心地で人口は約30万人、セルビア第2の都市です。かつては海底であったパンノニア平原に位置し、ヨーロッパ文化とバルカン文化が衝突する地点にあったため、常に和解と妥協が必要な場所でした。 オーストリ […]

  • ベオグラードから北へ70km。 この地域には、15~16世紀のオスマン帝国支配時代に建てられた修道院が数多くあります。2004年に改装したバロック形式の外観は、真新しい白い部分と17世紀中頃のフレスコ画が混在している点が […]

  • ベオグラードから北へ35km。 セルビアの芸術として有名なのがナイーブアート。ナイーブとは素朴や純粋という意味。日々の生活に関連するものから空想的なモノまで、非常にバラエティー豊かな世界が描かれたメルヘンアートで、それを […]

  • 欧州で2番目の長さを誇るドナウ川。その川沿いには様々な名所があります。ジェルダップ国立公園は、セルビア東部、ルーマニアと国境を接する地域にあり、64,000ヘクタール(東京ドーム約46個分)の面積を有し、息を飲むような景 […]

  • ベオグラードから南へ75km。 19世紀のオスマン帝国に対するセルビア蜂起の指導者カラジョルジェゆかりの地で、博物館もあります。町のはずれにあるオプレナッツの丘には、その後誕生したセルビア王国(公国)のロイヤルファミリー […]

  • ベオグラードの南西216km。 ボスニア国境から程近い「黄金色(ズラティ)の松(ボール)」という意味のこの地方は、かつて快適な気候とロマンチックな雰囲気を求めるセルビア貴族のお気に入りの場所でした。今では近代的な避暑地と […]

  • ズラティボールの西方へ約1時間。 何軒もの伝統家屋が移築され、100年から200年前のセルビアの村を忠実に再現した野外民俗博物館があります。大半の家屋は木材と石で建てられていて、庭には昔の村の生活の一部であった納屋があり […]

  • ズラティボールから北西へ約45分。 モクラゴーラ村に、「シャルガン8」と呼ばれる760mmの狭軌鉄道があります。この地方は山地が多くループ状に鉄道を建設したため、遠くから線路を見ると8の字を描いていることからこの名が付け […]

  • モクラゴーラから5分。 カンヌ映画祭パルムドール賞を2回受賞するなど、世界的に有名なボスニアの映画監督エミール・クストリッツァが建設した映画村「ドゥルヴェングラード」もあり、園内にはホテル、レストラン、映画館、ギャラリー […]

  • ノビ・パザールの西11km。 中世の都市ラスはグラディナの丘にあります。この町はビザンチン皇帝ヨハネス2世コムネノス(1118-1143)の治世に建設されたと考えられています。ラスの旧市街地にはグラディナ要塞、大天使ミカ […]

  • 1260年にウロシュ1世ネマニッチ王が自分の墓所として建立し、その後14世紀の半ばに、ウロシュ王の曾孫、デュサンにより拡張されました。修道院はかつて、2つの門を持つ高い石垣で囲まれていました。当初建てられた数多くの建物の […]

  • セルビア国家を設立し200年間にわたり統治したネマニッチ朝の創始者(また、セルビア正教の初代司教)ステファン・ネマニャの寄進で12世紀に建立されました。彼の遺体も安置されています。 中世セルビアの最も重要な修道院で、セル […]

  • 西セルビアの山岳地帯にあるタラ国立公園は、1981年に国立公園に指定され、面積は24,992ヘクタール。ターラにあるツルニ・ブラフ(黒い頂)、ストラッツ、ズベズダの山脈に連なり、ボスニアとの国境線を流れるドリナ川の湾曲部 […]

  • セルビア第3の都市ニシュは人口25万人で、バルカン半島最古の町の一つ。ヨーロッパと中東を結ぶ交通の要衝に位置しています。 ローマ時代には強大な軍事拠点となり、コンスタンティヌス大帝が紀元274年にこの町で生まれ、この地域 […]

  • ニシュから89km。 悪魔の街と呼ばれるDjavolja Varosは、セルビア南東部ラダン山の斜面にある、岩が搭状に202本連なって経っている景勝地です。その様子がまるで悪魔の住むところのようなところから、このような名 […]

  • ローマ皇帝ガレリウスの生地の遺跡。 フェリクス・ロムリアーナは、ローマ皇帝ガレリウス・マキシミアヌスの命により、ブルガリアとの国境に近い東セルビアの町ザエチャルの郊外に建てられました。この地に生まれたガレリウスは3世紀か […]

  • セルビア東部ネゴティン(Negotin)を周辺とした地域は、ワイン作りが盛んです。石造りのセラーの中は、ワイン作りに適した温度が保たれており、一つ一つ手作りで作っている様子を見学することもできます。