ティラナから北西へ約117km。
紀元前4世紀にイリュリア人の中心都市としてできたこの街は、現在ではアルバニア国内でも最も大きな街・歴史と文化の中心地の1つで、アルバニアアルプス・北部山岳地方への起点ともなる街です。
街の西方にはタラボシュ山や、モンテネグロとの国境上にあるシュコドラ湖があります。この湖は面積368平方km(うち約3分の1がアルバニア側)で、バルカン諸国の中でも最も大きい湖です。モンテネグロ側の北方には沼地、アルバニア側の南方には岩礁があり、45種の魚類・281種の鳥類など多数の生物が生息しています。
丘の上に建ち、悲しい伝説の残るロザファ城は、近年まで利用されていたのでよく残っており、街や河川・湖を望む事が出来ます。