2021/12/14(火)、バルカン室内管弦楽団日本公演2021@東京・紀尾井ホールのコンサートに行ってきました。
この楽団は、旧ユーゴスラヴィア崩壊後の各地の民族紛争によって交流のなくなってしまった異民族間の文化交流を復興する目的で、2007年に日本人指揮者の柳澤寿男氏によって設立されたオーケストラです。
世界各地での歴史的な公演、様々なミュージシャンとの共演など精力的に活動を展開しています。
詳しくはこちら⇒マーズカンパニー/バルカン室内管弦楽団
今回の来日公演は新型コロナの影響で度々延期になり、オミクロン株への対処から日本への入国停止が始まる直前ギリギリに、9名の楽団員の方々が来日されて無事に実現!セルビア、コソボ、北マケドニア、アルバニアのご出身だそうです。
1曲目はその9名の方+コントラバス(日本人奏者)だけで演奏。出自も国籍もコロナも乗り越えてこうして演奏されていることに感動しました。うーん、やっぱり音楽に国境はあってはならないですねえ・・・。