今秋には、バルカンに関する映画が立て続けに公開されます。
「MINAMATA」は、タイトルが示すとおり、水俣病に関する映画で、主演はなんとジョニー・デップ!
なぜこれがバルカンと関係があるかというと、水俣市の景観が当時と現在とでは異なるため、より当時の雰囲気に近い場所で撮影されたため。その撮影場所というのが、セルビアの首都ベオグラードと、モンテネグロのチバット(ティバット)!ともに空港があるので、日本からも乗り継ぎ1回で行けます。
9/23(木・祝)~全国の劇場で公開! 映画「MINAMATA」公式サイト
一方、「アイダよ、何処へ?」は、ボスニア内戦時のスレブレニツァの虐殺をテーマにしたもの。非常に考えさせられる映画で、ぜひ多くの方々に観ていただきたい作品です。監督はこれまたボスニア内戦にまつわる母子の葛藤を描いた映画「サラエボの花」と同じヤスミラ・ジュバニッチ氏だけあり、登場人物の心情・表情でモノを伝える力はすごいです。
公開は9/17(金)~全国の限られた劇場で順次1ヵ月程度のようですので、お見逃しなく!
映画「アイダよ、何処へ?」公式サイト