5~6月にかけて、南米とヨーロッパで用事があったので、コストと移動効率などを考えた結果、日本に戻ってこずに世界を一周したほうが良いということで、52日の遠征をしてきました!働き方改革だ、テレワークだといいますが、さすがにそれだけ長い間オフィスを空けることが可能か!?
旅程 / 利用マイルと航空券代金
ルートは、成田-シカゴ(アメリカ)乗り継ぎ-サンパウロ(ブラジル)~ブラジル国内で1ヶ月滞在~-リスボン(ポルトガル)1泊-フランクフルト(ドイツ)~ドイツ国内に数日滞在~ニュルンベルグ(ドイツ)-バーリ(イタリア)/ティラナ(アルバニア)-成田です。
1区間づつみていきましょう!
・成田-シカゴ(アメリカ)-サンパウロ(ブラジル):ユナイテッド航空のマイル55,000+空港諸税¥6,090
・サンパウロ(ブラジル)-リスボン(ポルトガル)-フランクフルト(ドイツ):TAPポルトガル航空¥25,495
・ニュルンベルグ(ドイツ)-バーリ(イタリア):ライアンエア¥7,108
・バーリ(イタリア)-ドゥラス(アルバニア)間は、フェリーの利用で約¥7,500くらい
・ティラナ(アルバニア)-成田:ユナイテッド航空のマイル45,000+空港諸税¥8,263(オーストリア航空に搭乗)
合計:ユナイテッド航空マイル10万マイル+¥54,456で世界一周をして5カ国訪問が出来ました!
キーポイント
・ユナイテッド航空のマイル交換が片道からでき、片道でも往復の半分なこと
→なので、今回のように、日本-ブラジル / ヨーロッパ-日本という分断しているルートどりが可能ですし、乗り継ぎ地でのストップオーバー(中途降機・滞在)時間にも縛られないのです。
・ブラジル-ポルトガル-ドイツ間が約2.5万円という激安価格でゲットできたこと!
ちなみにこの区間もユナイテッド航空のマイルで飛ぼうとすると、47,500マイル+空港諸税が必要です。
・自分だけの日程なので即断即決が出来たこと。
→基本的には、航空券は空席状況に応じて値上がっていくので、「見たときが一番安い」です。待てば安くなるということは、ほとんどないです。
たまに「航空券も(弊社で)一緒に予約しないとダメですか?」という質問をいただきますが、そんなことはまったくなく、むしろ、お客様ご自身でのご購入をすすめています。当社からご案内をしたタイミングと、お客様のOKサインのタイミングで価格が異なることもあるからです。
航空券の検索には、スカイスキャナーがおススメです。
安い料金の裏には、変更・取消でも返金が無かったり、手荷物預けが有料だったりといった注意すべきポイントもありますので、最終的には航空会社のサイトで確認するのがベストです。そういったことが手間な場合は、やはり私たち旅行のプロの出番です^^
働き方改革の実験をして感じたこと
これだけ長期間オフィスを空けることは初めてだったので、若干の不安もありましたが、普段からインターネットでの取引&テレワーク(リモートオフィス)環境で仕事をしているので、お客様や取引先とのやりとりなどの日常業務的には特に不自由は感じませんでした。むしろ、ヨーロッパにいるときは、現地取引先と時差が無いのでやりやすい面もあったくらいです。
一方、不自由に感じたことは大きく3つ。そのうち2つは、郵送物のチェックが出来ない、印鑑が押せないこと。しかしこれらはペーパーレス&印鑑レスになっていけば解決することではあります。
残る1つは対面で会えないこと。こればかりはどうしようもありません。Appears inやSkypeなどのオンラインミーティングも使いますが、やはり顔と顔をあわせるというのは違うものです。オンラインミーティングが社会でもっと浸透していけば、少しムードも変わるかもしれませんね。
ご理解くださったお客様・関係各所の方々には感謝です。
私たちは業務渡航よりもレジャー旅行を多く扱っていますし、旅行業界に従事するものほど、その楽しさを発信すべきだと思います。なので、今回の実験を通して、こういった働き方も案外出来るのだなと感じられたことは、大きな収穫でした。もはや、リモートオフィスというよりオフィスレス!?