当社のスタッフが、2025/09/15、大阪・関西万博で行われたセルビアナショナルデーのイベントに参加してきました(プログラムを見る)。その様子を簡単にお届けします。記事最後には動画もあります。
イベントは最初から驚きの連続で、とても印象に残る時間になりました。
まず一番びっくりしたのは…セルビアの大統領が登場!まさか大統領のスピーチを直接聞けるとは思っていなかったので、会場全体に特別な緊張感と期待感が広がっていました。
そのスピーチを伝える通訳の方の巧みさにも感心しました。言葉をそのまま訳すのではなく、要点を分かりやすくまとめ、会場の雰囲気に合ったトーンで伝えてくれていたので、より理解が深まりました。
そして素晴らしかったのが、セルビアの国や歴史の紹介の仕方。ただスライドで説明するのではなく、旧ユーゴスラビア時代も含め、国の歴史や文化を一流ミュージシャンによる歌唱で曲のテーマに合わせて紹介するスタイルで、まるでライブパフォーマンスの中で文化を学んでいるような感じ、一つの舞台作品を鑑賞しているようで、見ていて飽きることなく、セルビアへの興味が一層高まりました。一般来場者の方も「セルビアって面白そう!」って自然に思えるのではないかと思いました。
日本とのつながりとしては、明治時代からすでに両国間で書簡のやり取りがあったことや、蚊取り線香の成分の元となる除虫菊がセルビア産であることなども含まれていましたよ。
さらに印象的だったのは、2027年にベオグラードで開催される万博についてのお話です。セルビアが大きな力を入れて準備している様子がはっきりと伝わってきました。そのテーマが「楽しむ(Play for Humanity)」ということもあり、大阪万博でのプレゼンテーションでも、観客に拍手を促したりして、会場全体を巻き込みながら「楽しむ雰囲気」と作っていたのが印象的でした。2027年は横浜でも国際園芸博覧会が開催されるようで、日本・セルビアにともに楽しみですね!