ポーランドには素敵なお城が沢山残っていて、中には宿泊ができるところもあります。今回は2箇所に泊まってみました。
クションシュ城
ここはお城そのものに宿泊ではなく、隣接する昔使用人が住んでいた棟に3つのホテルがあります。今回、私たちは中でも最もグレードの高いホテルクションシュのスタンダードなお部屋に泊まりました。広さはそこそこあり、シックな雰囲気にまとめられていますが、ザ・お城!という雰囲気ではないです。
ただ、これらホテルに泊まると、夜のお城の雰囲気も楽しめます♪
近隣に食べるところはほとんどないので、食事は必然的にホテル併設のレストランになります。そのホテルにもレストランはありましたが、英語メニューがあるのはここだけでした。
価格はやはり町のレストランより少し高めですが、日本と比べたらかなりお得感があります。そして寒いときにはホットワインや、ポーランドではホットビールも一度お試しあれ^^
お城の内部は、個人でも見学ができますが、私たちはガイドツアー(ポーランド語のみ)で廻りました。英語ガイドはなく、オーディオガイドは各自のスマホでアプリをダウンロードする形式なので、行く予定のある方は事前にダウンロードしておいたほうが良さそうです(ただしアプリの案内も城内のみ)。それなのになぜ私たちはガイドツアーに参加したのかというと、そうでないと入れない所に関心があったからです。
数々の美しい装飾が施されたお部屋を見るのももちろん好きですが、行きたかったのはそれとはうって変わって、隠し部屋&トンネル。ここが、ガイドツアーでしか行けないのです。これは、ナチスがこのお城を占拠していた当時作られたもので、このあたりは、黄金列車といわれる第三帝国の財宝を乗せた列車が隠されているのではないか?といわれ、実際に発掘も行われたりしています。
きれいなお城ですが、その奥には、こんなマニアックなポイントもあるお城で、歴史好きな方にも面白いと思いますよ^^
クリチュクフ城
こちらはお城全体が純粋にホテルとして利用されているので、きらびやかな装飾が施されたお部屋の見学というような城内ツアーはないです。館内を歩き廻ってみましたが、ぐるぐるとなかなか迷路のようなつくりで、部屋によってはたどり着くのが大変だなあ~と^^;
ホテル全体で見れば、ホテル・クションシュよりザ・お城!感があります。
今回私たちは、中でも一番グレードの高い、カイザー・ルーム(皇帝の部屋)に泊まりました。まさにザ・お城!感満点!リビング+小さな書斎+ベッドルームで、自分の家より広い!ベッドは天蓋つきでバスタブもあり!でも冬のオフシーズンのためでしょう、通常の4分の1の価格で泊まれました。あまりにお得すぎて、予約システムが間違っているのではないかと思ったくらい・・・!
レストランはいくつかあって、どれもシックな雰囲気が抜群です。お食事も創作性やクオリティが高く、実際、シェフはこの地方のコンテストで賞をとったこともある方だそうです。
憧れの古城ホテルステイをかなえてくれる、素敵な場所ですよ☆ 陶器で人気のボレスワヴィエツからもほど近いので、女子旅にもおススメです♪