ティミショアラ

ルーマニア第4の人口を持つ西部の多文化都市で、街の名はティミシュ川に由来しています。ティミショアラは工業都市であり、またヨーロッパで最初に電気による街路灯が導入されたことで知られます。
近代史においてもっとも重要なことは、1989年12月16日、ニコラエ・チャウシェスクの指導する共産党政権に対する蜂起が起こったことです。このティミショアラの蜂起はルーマニア革命の始まりとなり、1週間後のチャウシェスク政権の崩壊とルーマニアの自由化へと繋がるターニングポイントとなりました。そして同年12月20日、ティミショアラはルーマニア最初の自由都市と宣言されたのです。

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