クロアチア南部ダルマチア地方の中央、クルカ川がアドリア海に流れ込む場所にある歴史のある町です。
2000年にユネスコの世界遺産に登録された聖ヤコブ大聖堂は、レンガや木の補助を全く使わず建てられた石造建築の教会としては、世界で一番大きいものです。教会の建造は1402年に始まり、1555年に献堂されたと記録されており、ゴシック様式とルネサンス様式の両方を兼ね備えたつくりになっています。
教会のドームは、ユーゴスラビア人民軍の支援を受けたセルビア人部隊による1991年9月のシベニク砲撃の間に大規模に破壊されましたが、外観は速やかにほとんど損傷のない状態に修復されています。