ルセの南、ルセンスキ・ロム川沿いにそびえる岩だらけの堤を刳り貫いて作られた聖堂、修道院などの建造物群です。
この地方の洞窟群には、1320年代以降17世紀まで、修道士たちが住むようになっており、彼らは僧房、教会群、礼拝堂などを硬い岩から切り出し、修道院建造物群はおよそ40、その周りに他の宗教施設用地が300ほどあったものの、そのほとんどは現存していません。聖母教会に残る14世紀の壁画は有名で、中世ブルガリア美術の傑作として評価されています。
これら教会群は1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。