ブラチスラヴァ

ドナウ川沿いに広がるこの街は、10世紀頃から長らくハンガリーの一部で、16~19世紀前半は、ブラチスラヴァ城でハンガリー王の戴冠式も行われていました。旧称はドイツ語でプレスブルク、マジャル(ハンガリー)語でポジョニ、スロバキア語でプレシュポロク、チェコ語でプレシュプルクといわれていましたが、 第一次世界大戦後のオーストリア=ハンガリー帝国の解体にともないチェコスロバキアが誕生すると、チェコ軍団とドイツ・ハンガリー勢力の間で争奪戦が起き、1919年にチェコスロバキアの一部となり、街の名称をブラチスラヴァに改めました。

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