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ポーランド レポート2018 クラクフ編 シンドラーの工場跡
ポーランドの京都ともいわれる古都クラクフ。今は観光客でにぎわうヴァヴェル城は、第三帝国時代にはこの地方のナチス本部が置かれた歴史もあります。
そんなクラクフのWW2時代を良く描いている映画といえば、スピルバーグの「シンドラーのリスト」があります。街の南西部のユダヤ人街は、映画のような雰囲気は減りアーティスティックな色合いが増しているものの、今でも多くのユダヤ料理のレストランがあります。広場には、ザピエカンキといってバゲットの上に好きな具を載せてオーブンで焼いたもののスタンドが集まるところがあります。ようはビザトースト的な感じで、しっかり焼いてあってサクサクなので、ぱっと見は大きいですが、案外一人で食べられました^^
シンドラーの工場跡は、そのユダヤ人街のさらに南西にあり、今は博物館となっています。日曜日ということもあったのかすごい人!入場人数が限られているので、事前に予約をするか、朝いちで行ったほうがベターです。
博物館の展示は、オスカー・シンドラーにスポットを当てているというよりは、当時のクラクフの歴史をトータルで描き、その中の一人としてのシンドラーという位置づけのように思います。とはいえ、工場で働いていた人たちのインタビューなど、とてもリアルな内容のものも多く、最初は金儲けで動いていたシンドラーが、文無しになっても彼の信念を貫いて、そんな彼に助けられた人たちが彼のことを仲間のように慕う様子が印象的でした。
投稿日: 2018年03月17日 / タグ: クラクフ, ポーランド, レポート, 中欧, 東欧, 第2次世界大戦
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