クルーズで訪れる沿岸地方の気温は一般的に0度前後ですが、風が吹くと体感温度がぐっと下がります。また、晴れていても急に雪が降ったりすることもあります。

船内は暖かいのでTシャツ・ジーンズなどカジュアルで結構ですが、上陸する場合は、スキーウェア(冬用)を基準にしていただければわかりやすいかと思います。重ね着で体温調整しやすい衣類がおすすめです。また、防水ジャケット(上・下)をご用意下さい。船によっては防水ジャケットプレゼントのコースもございます。その他、もって行くと良いものはこちらもご参照ください。

全ての船で長靴(防水ブーツ)を無料レンタルいたします。事前に靴のサイズをお知らせ下さい。日本から持ち込む必要はございません。

予測するのは難しいですね。1等航海士は常に最悪に備えベストを尽くしますが、どのくらいの揺れかを予測することは出来ませんので、ご心配な方は酔い止めの薬をご持参ください。飲酒は控え、腹5分目程度でいることが良いようです。また、頭が揺れると酔うので、その前に横になっておくのも効果的です。健康であれば、充分に耐えうる揺れです。 それでも心配な方には、航空機でドレーク海峡を越えるフライ&クルーズコースもございます。

はい。いわゆる豪華客船ではありませんが、アメニティも充実しておりますし、図書室、レクチャールーム、バー、ラウンジ、ダイニングルーム、オープンデッキ、小さな医務室なども整っています。シャワーからは温かいお湯も豊富に出てます。

船内における食事の質とバラエティさは、ツアークルーズのハイライトのひとつでもあります。経験豊かなシェフが国際色豊かな食材を使ってもてなしてくれます。肉が食べられない場合でも、様々な種類の野菜、パスタ、穀物、果物をご用意させていただいております。朝食は、ビュッフェスタイルとなりますが、昼食・夕食はフルコースで、ベジタリアンコースもご用意できます。

全員経験豊富で明るい人達ばかりです。極地専門のナチュラリスト、歴史家、生物学者、地質学者など男女問わず大勢います。

いいえ、必要ありません。ラフでカジュアルな格好で結構です。

船には医者が乗船しており、基本的に最小限の手術器具も揃っています。しかし緊急の場合は、ヘリコプターをチャーターするなどかなりの費用がかかりますので、必ず海外旅行傷害保険にご加入ください。また、常備薬などは多めにお持ちください。

220ボルト、50ヘルツです。プラグはヨーロッパ標準仕様(Cタイプ・二股の丸)です。

ご心配ありません。船のナビゲーション・システムは、かなり離れた場所からでも氷山を探知することが出来ます。船長は必要に応じて船の針路を変更します。また、現地の海、氷、天候等の状況により、船の速度と方向を常に調節します。ブリッジの見学も可能ですので、ぜひ見に行かれてみてください。

毎日のスケジュールが前日に掲示板に貼られるか、各キャビンに配られます。また、当日は船内放送が流れます。レクチャーやドキュメンタリービデオ、映画上映などもあります。眺めのよい所に来たらデッキで過ごすのもよし、ブリッジからシーアイスを砕きながら進む船の様子を見るのも良いでしょう。きっと、野鳥や鯨など野生動物にも出会えることでしょう。ナチュラリストや専門家たちがご説明いたします。
また、船にはラウンジ、バー、小さな図書室、ジム、サウナ(船によって異なります)などがあります。多くの人達は、夕食後デッキやラウンジバーなどで過ごします。
ゾディアックボートやヘリコプター(コースによって異なります)などのエクスカージョンは昼夜なく、随時探検リーダーの判断で催行されます。また、写真撮影に適した場所などもご案内致します。このようなエクスカージョンも日を追うごとに慣れますし、簡単に要領を得ていきます。

天候によりますが、2~3時間ぐらいでしょうか。時間、場所、距離など考慮して、探検リーダーがどこで、いつ頃、何時間くらい上陸できるかを決定します。日によっては数回の上陸もありえます。平均的には1日2回(午前と午後で1回づつ)です。

正確にはわかりません。氷の状態は気候、風などによっても常に変化しているのです。

「残すのは足跡だけ、持ち帰るのは思い出だけ、とるのは写真だけ」が大原則です。また、野生生物など環境に充分注意を払わなければなりませんので、5m以内には近づかないようにしてください。クレバスなどがある場合もあり危険ですので、決められた場所以外には絶対に行かないようにしてください。上陸する前に、船内にて探検リーダーより注意事項を詳しくお話しいたします。

健康であれば、どなたでも参加できます。お1人で上陸用ボートのタラップの乗降ができるということが、この極地旅行参加への必須条件となります。船がベースの旅ですから体力を必要とは致しませんが、極地への旅となりますので、精神的に不安定であると厳しいです。

ご心配ありません。基本的に船内放送は英語ですが、大体が決められたことを話しますので、そのうちにかなり耳が慣れてくるかと思います。 また、船内レクチャーに関しましては、ビデオやスライドなどにより説明しますので、英語の内容が理解できなくとも、ある程度はビジュアルでお楽しみいただけるかと思います。それでもやはり言語が心配な方は、日本語アシスタントが乗船するOne Ocean Expeditions社のツアーがおすすめです。

20代のバックパッカーから80代の方まで幅広くいらっしゃいます。過去には92歳の方が乗船しました。 世界中を旅して最後の大陸制覇となる人達もいたり、何年も前から極地クルーズに惹かれてついに乗船できた人たちなど、様々な人たちとの出会いもまた楽しみの1つにもなるかと思います。