新型コロナウィルスに関する旧ユーゴスラヴィア地域+アルバニアの状況-06/01

旧ユーゴスラヴィア地域+アルバニアの状況アップデートです。
あちらでは少しづつ規制が緩和されていますが、外国人旅行者にとっては、出入国の条件(検査や隔離の有無)や航空便の運行など、まだハードルがある状況です。

セルビア

5月22日にセルビア政府は、外国人の入国に関する制限(72時間以内の陰性結果の提示や特別許可の取得)を撤廃する旨発表しました。また、外国人の入国後の隔離措置についても不要である旨を在セルビア日本大使館がセルビア政府に確認済です。
5月7日に非常事態宣言を終了が決定され、夜間外出禁止及び高齢者の方の外出禁止は解除され、現在公共交通機関も再開されていますが、依然マスク着用が義務付られています。

コソヴォ

現在3段階にわけての規制緩和措置が行われており、現在第2段階にあります。6月1日予定の第3段階への移行について、また外国人の入国については5月28日現在で依然発表がありません。

(1) 5月4日からの第一段階
・外出が可能な時間を,現在の一人一日90分から3時間(90分×2回,午前及び午後)に拡大
・建設業,不動産業,自動車販売業(一部の小規模店舗),小売業(一部の小規模店舗),家具・家電等の修理業,コンサルタント業(人数を絞る)の営業再開

(2) 5月18日からの第二段階
・外出規制の緩和については,感染状況をみて判断
・小売業(全て),歯科医・理学療法士,美容室・理容室,グリーンマーケット,飲食業(テイクアウト),鉄道,都市内・都市間交通(特別許可が必要),コールセンター(人数を絞る),美術館・博物館の営業再開
第二段階において,公園,宗教行事,マーケット,ジム,デイケアセンター,ショッピングセンターの再開を検討

(3) 6月1日からの第三段階
・外出規制の緩和については,感染状況をみて判断
・都市内・都市間交通,タクシー,飲食業・レストランの営業再開
・高等教育における試験,大学入学資格試験の実施
・映画館・劇場,一部スポーツ施設の再開
・隣国との陸路国境を再開する。コソボへの入国者は全員,国境にて医療チームによる検査を受けることを義務づけられる。コソボへの入国者で,PCR検査による新型コロナウィルスの非感染証明書(4日以内に発行)を所持する者は,自主隔離を行う必要はない。非感染証明書を所持しない者は,7日間の自主隔離を義務づけられる。
・6月20日まで感染状況を精査し,国境での入国手続について,状況を踏まえた新たな対応をとる。
・空路の再開については,今後1週間の状況を見て判断する。
第三段階において,結婚式やパーティ,スパ施設,見本市,水泳プール,ナイトクラブの再開を検討

モンテネグロ

5月24日に国内療養者数が0人となり、感染防止のための各種措置は緩和の方向に向かっています。国内での外出制限・商業施設や海水浴場を含む娯楽施設の再開、公共交通機関の再開(要マスク着用)は既に行われています。
ソーシャルディスタンスを2m保つことを条件にスポーツイベント等を含む、公共の場での200人以下の集まりが可能となり、ディスコクラブの営業が解禁となりました。
06月01日、感染外国人の入国を解禁しました(事前の検査、自己隔離等必要なし)。上記国家リストには日本が含まれます。

北マケドニア

昨日5月27日朝5:00をもって外出制限が撤廃されました。しかし次の措置は依然継続しています。
・2名以上のグループでの行動禁止
・住民は、公共の場所で2メートル以上の間隔をあける事
・公共の場所(政府施設、市場、商店、郵便局、銀行、医療機関等)に入場する際の個人用保護具(マスク、スカーフ等)の着用義務
・スコピエ空港の閉鎖

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

ボスニア・ヘルツェゴビナ内全国際空港(サラエボ,バニャ・ルカ,モスタル,トゥズラ)の旅客便に対する閉鎖措置は6月1日に解除される予定で既にいくつかの航空会社が順次運行再開を予定しています。それに伴いビジネス目的での入国は制限付きながらも再開予定ですが、観光目的の入国の再開についてはまだ発表がなされていません。尚ネウム地峡の通過は制限時間内の移動であれば問題ありません。

クロアチア

5月10日より、海外在住のクロアチア人、一部の国のEU市民、EUに長期滞在資格を有する外国人についてビジネスや観光目的の入国が可能になりました。クロアチアの永住権や労働査証などの保持者は入国でき、自主隔離の必要はありません。
EU内の次の10ヶ国(バルト3国、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ドイツ、オーストリア、
ハンガリー、スロヴェニア)の市民に対し無条件入国許可を再開しており、スロヴェニアやドイツナンバーの車が増えてたそうです。
それ以外の日本人を含む観光客は、今のところ少なくとも6月15日までは入国出来ません。

ホテルやレストランも営業再開した場所も多く(特にザグレブ)、プリトヴィツェ国立公園は05/11から開園しています。
都市間バスやフェリーを含む公共交通機関も再開されていますがマスクの着用が推奨されています。
※ただしクロアチア航空は乗客に対しマスク等顔を覆うものの着用を義務づけているほか、ザグレブ空港も利用者に旅客ターミナルでのマスクの着用を要請しています。

まだ終息宣言は出されておらず、5月27日にも新規罹患者1名発生など依然少数ですが発生はしていますので、政府は引き続きマスクの着用や手指の洗浄・消毒、他者との身体的距離を屋外で1m、屋内で2m取ることを求めています。

スロベニア

5月14日付でEU圏内で初の新型コロナウイルスの流行終息宣言をしました。ただその後も最新5月25日付で新規罹患者が発生するなど完全になくなったわけではありません。引き続き感染拡大防止のため、公共施設・商業施設内ではマスク着用、1.5mの人との距離を保つ事、また屋外では手の消毒が義務づけられています。
5月18日より、バーやレストラン、30室以内のホテルも営業再開しています。
ポストイナ洞窟は、06/03より再開の予定です。
またスロベニアでは、国民に対し、スロベニア国内旅行に利用できる大人一人に付き200ユーロのバウチャーの配布をすることとなり、国内旅行のプロモーションが進められています。

日本からの入国はこれまで通り入国後14日間の自主隔離が必要となり、入国の際に自主隔離を行う住所が入国の際に証明できない場合は入国が認められません(外国大公使館および国際機関の職員を除く)。

6月1日より店舗営業等の規制緩和が実施され、全てのホテル等宿泊施設、スパ・リゾート施設、ウェルネス・フィットネスセンター、プール、ウォーターレジャー施設の営業再開が許可されました。ディスコ・ナイトクラブは引き続き営業禁止となっています。
屋内でのマスク着用義務は撤廃となっていますが、保健衛生当局は,コロナウイルス感染症予防の観点から,マスクの着用を引き続き推奨しています。

アルバニア

移動制限等の解除
アルバニア政府は、6月1日(月)よりアルバニア国内の赤エリア及び緑エリアの指定解除、それに伴いアルバニア国内における移動制限、車両使用制限及び外出制限を全面解除する旨発表を行いました。これにより、アルバニア全土において自由な移動が可能となります。ただし、タクシーを除く公共交通機関については、引き続き運行停止となっています。

陸路国境の再開
同じく6月1日(月)より、隣国との陸路国境を再開する旨発表を行いました。アルバニア入国後に課されていた2週間の義務的な自己隔離は撤廃される予定です。ただし、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の基準に基づく特別な場合とアルバニア保健当局が判断する場合には、2週間の自己隔離を課す場合もあるとしています。

最新の情報は外務省ホームページなどで確認ができます。

投稿日: 2020年05月29日 /