ボスニアweek 大使館での打合せや映画「サラエボの叫び」

blog-scream4mesarajevo1週間が早いことx2…。先週はボスニアウィークのようでした。

まずは、イギリスのメタル・バンド、アイアンメイデンのブルース・ディッキンソンのドキュメンタリー映画「サラエボの叫び」。
メタル+サラエボ ⇒「私が行かなくてどうするんだ!?」とのことで、観てきました。

ボスニア紛争に関する多くの本や映像は目にしてきていますが、同じ世代・同じメタルファンの人たちの発言は、それらの中でも非常にリアリティを持って迫ってくるものがありました。

メタルファンではない人向けにも、ボスニア紛争やサラエボの市街戦時の人々の生活・感性がどのようなものだったか、音楽の力を伝えるのにもとても良いドキュメンタリー映画だと思いますので、ぜひ!

大使館へは、秋にボスニアで日本伝統文化を通しての平和親善友好活動の行う団体様と、打合せへ同行させていただきました。

ボスニアは紛争以前は民族融和・共生の地として繁栄していましたが、紛争後はより民族的になり棲み分けがされ、ただ単に観光で行くツーリストの目には見えない境界線(現実的にも心理的にも)があります。
大使自身のバックグランドや経験も踏まえて、「僕たちは、例えば1つの家族の中でもあまりにも民族も宗教も混在しているので、お互いに「許し合う」ことでしか解決策がない。そうしなければいつまでも対立したままだ」という言葉はとても重みがありました。

マケドニア人からは「僕たちは一度ケンカを始めたら、やめ時・やめ方を知らないから、ケンカはしないんだよ(笑)」と聞いたことがありますが、かなり的を得たブラックジョークかと…(苦笑)

日本は島国で、ほぼ単一民族・単一言語・単一宗教(八百万の神)で、他国による侵略や支配がない2,000年以上の歴史を誇る世界でも稀に見る国家です。そのせいか、例えば移民認定の難しさなど非常に閉鎖的なところがあったりもするわけで、私たち日本人には欧州のこういう現状は分かりにくいかもしれませんが、上の映画でも言っていましたが、「無知は恐ろしい」ものです。また、よそを見るからこそ、日本の良さを再発見できるという側面もあると思います。

投稿日: 2018年06月17日 / タグ: , , , , , ,