モルドバ 視察レポート2017 4/5日目:2017年11月02日

沿ドニエストル共和国 トランスニストリア

md_tiraspol_blog00モルドバのウクライナ側に、沿ドニエストルといわれる、いわゆる未承認国家があり、モルドバの実効支配の及ぶ範囲が限られており、ロシアの影響力が強い地域です。ガイドのマリアさんいわく、平和維持軍がいるものの、ロシアの管理下であるそう。
1992年以来、戦火を交えた戦いはなく、外務省の海外安全情報でも、レベル1と一番低い状況です。

md_tiraspol_blog01モルドバ側から問題なく行って帰ってくることができるので、この日はそちらへ向かいました。キシナウのホテルを出て約1時間でチェックポイントに到着。車から降りパスポートを提出して滞在目的と期間を告げると、小さな紙をくれます。基本的にここを出る際に回収されますので、なくさないでください。パスポートにスタンプが押されることはありません。

チェックポイントを過ぎほどなくすると、ティギナ要塞跡があります。ソロカより大きいですが、今回はスルー。また、左手には新しく出来たシェリフスタジアムや、スーパーが見られます。

アクアティル キャビア工場

md_tiraspol_aquatir_blog01チェックポイントから約15分でキャビア工場着。2006年に作られたこの工場では、複数の巨大な倉庫のようなフロアにたくさんの水槽が並び、チョウザメの養殖から製品加工まで一貫して行っています。
見学前に手指の消毒をし、白衣とスリッパ(靴カバー)を着用します。

md_tiraspol_aquatir_blog02寒すぎても暑過ぎてもいけないので室温・水温をコンピューターで管理したり、妊娠中はやはりお魚さんもデリケートなので、照明を落として暗くしていたりと、養殖にベストな環境を整えているとのこと。
その甲斐あって、思っていたより大きなお魚さんにびっくり!工場の最も大きいチョウザメさんは120kgだそうです。チョウザメの種類によっても異なりますが、平均して1個体で7・8回産卵、個体重量1kgに対して卵100g、最もグレードの高い品種のベルガというチョウザメは大抵11年くらい養殖するとのこと。
毎週金曜日に、牛の乳を搾るように優しく押し出すようにして卵を採取するそうです。

md_tiraspol_aquatir_blog03見学の後は試食タイム!正式なキャビアテイスティングの方法も教えてもらいました。冷蔵庫から出したてのキャビアは冷たいので、手を軽~く緩く握って、親指と人差し指の間の平たくなったところにスプーンですくったキャビアを載せます。最初はヒヤッと冷たい感じがするので、その冷めたさを感じなくなったらパクリ。すぐ飲み込まないで、舌の先で転がすようにしてから、のどの奥の方へもって行くとの事。
スパークリングワインと共に、2種類のキャビアをいただきました。チョウザメの種類が違うので、卵の大きさや食感も異なります。
もちろんお土産を買うこともでき、その品質と価格にびっくり!

ティラスポール市内観光

md_tiraspol_blog02街の中心にはレーニン像が堂々と建ち、第二次世界大戦の頃の戦車があったりします。旧ソ連に戻ったような雰囲気と言われますが、街の雰囲気はわりと明るい印象を受けました。通り名の表示も、ルーマニア語、ロシア語など複数の言語で書かれています。そこでガイドのマリアさんに尋ねてみたところ、ロシアから輸入しているガスや電気の価格は、やはりモルドバより安いそうです。

md_tiraspol_blog04沿ドニエストルでは独自の通貨が流通しており、外貨が使えるところは非常に限られているので、いたるところに両替所があります。面白いのがコイン!モノポリーで使うようなプラスチック製のおもちゃのようなコインなので、機会があれば一風変わったお土産にもよし!?

ランチ@レストラン Kumanek クマニョク

md_tiraspolkumanek_blog03ランチはウクライナ料理のレストラン。ボルシチはロシアの代表料理のイメージですが、元々はウクライナが発祥。ガーリックソースをつけたパンと一緒に食べ、とても美味しかったです。
ところで、食後にコーヒーをいただきましたが、ここ以外でも多くのところでコーヒーをオーダーすると「アメリカン?エスプレッソ?」と聞かれます。ですがアメリカンでも結構濃い~のが出てきますので、あわせて薄める用のお水を頼むのも手です。
また、ガソリンスタンドでだけでなく、レストランでもたいていのところではwifiが使えます。

クヴィントコニャック・ワイン工場 Kvint

md_tiraspol_kvint_blog01レストランから徒歩約7・8分、街の真ん中にティラスポールのシンボル的存在のクヴィントの工場があります。創業は1897年と古く、見学はまず工場の歴史がざっとつかめる展示室から始まります。数々の受賞メダルや、戦争でぼろぼろになっても立て直すオーナーの維持とプライドなど、この工場にかける誇りを見ることが出来ます。
その後、見学では包装・梱包の行程や寝かしている最中の樽が並ぶセラーなどを見ますが、どこもワイナリーより強い香りがしますので、アルコールに弱い方はこれだけで酔ってしまいそうでした。

md_tiraspol_kvint_blog02見学の後はもちろん試飲。~40度と強いお酒なので、試飲の前には必ずおなかを満たしてから来てくださいといわれます。私は普段お酒はワイン・日本酒どまりで、それ以上アルコール度数の高い焼酎やましてブランデーは飲まないのですが、今回はトライ。
大き目のグラスに注いで手のひらで液体を温めるようにして飲んでみました。なるほど、これまで苦手と思っていたツンとするところがまろやかになる感じで、10~25年ものまでの4種類を試させていただきましたが、なるほど年代によってもこうも変わるのね~と納得。
またまたコスパもびっくりなので、これは先のキャビアと合わせてグルメツアーにはもちろんのこと、インセンティブツアーにももってこい!

ティラスポール ホテルロシヤ 4つ星

md_tiraspol_htlrussiya_blog01飲み食いばかりしているわけじゃありませんよ(笑)。町にある4つ星ホテルをチェックしてきました。名前から想像するような無機質で暗い感じではなく、部屋は広いがリフォームされて近代的。全室バスタブ付だそうで、日本人旅行者にとってはポイント高いですよね~。
5Fにあるビジネスルームは、いわゆるスイートルーム。2ベッドルームでそれぞれにバスもあり、定員の4名で泊まれば、一人当たりシングル料金と変わらないくらいなので、かなりお得!部屋でキャビア・ブランデーパーティーが出来ちゃいますよ♪

ディナー@レストラン Acasa la mama アカサ・ラ・ママ

md_chisinau_acasalamama_blog01ディナーはモルドバ料理の一軒家レストラン。街の中心からは少し離れているので、送迎付がお勧めです。アットホームな感じでお料理もとても美味しい。前菜として、ブドウの歯でひき肉や米を包んだモルドバ風ロールキャベツなどをいただきました。モルドバやルーマニアではこれをサルマレと言いますが、旧ユーゴ地域ではサルマ、トルコやコーカサスではドルマと言います。

md_chisinau_acasalamama_blog02メインはウサギのソテーをトライ!思ったよりあっさりしていて、うさぎさんの姿は分からないような料理でしたので、普通に美味しかったですよ。モルドバではウサギを良く食べるそうです。
今回訪れたキシナウ市内のレストランでは、ここが一番美味しかったです。

カジノinラディソンブルーホテル

md_chisinau_radisonnbluhtl_blog01キシナウの中心部に5つ星ホテルのラディソンブルーホテルがあります。お部屋はキレイですが、シャワーだけの部屋もあるのでバスタブにこだわりがある方は要事前リクエストです。このホテルにはスパやエステ、カジノもあります。ただし、カジノにはスロットはありません。入口でパスポートチェックをしてもらい、バッグなど貴重品以外のものを全て預けます。カメラももちろんNGですので預けてくださいね。

投稿日: 2017年11月02日 / タグ: , , , ,